ムカデなど身近な害虫について目からウロコの豆知識をご紹介します。

様々な害虫についての豆知識をご紹介します。

 

 タンスにゴンとセレブの意外な関係

 

衣類害虫は衣類専門! 当然ながらお目が高い!

イガ,ヒメマルカツオブシムシなど衣類害虫は、植物性,動物性を問わず純粋な素材でつくられた衣類を好んで食べます。特に、純毛製品には目がありません。ポリエステルやアクリルなど化学繊維を含む衣類には、汗などの汚れが染み付いていない限り産卵すらしません。実にグルメなのです。

よって化繊を含む衣類を所有する割合の多い私が属す庶民には衣類害虫は脅威ではありません…。

 

タンスにゴンは、純毛製品を多く所有するセレブな方こそ必需品なのです。

 

 

 

 オオゲジ と アシダカグモ どっちが強い?

 

体長70mm の巨体にムチの様にしなる脚が15対(計30本)のオオゲジ。

体長30mmの身体に強靭な牙と極太の脚が4対(計8本)のアシダカグモ。

 

勝者はアシダカグモ!  行儀は悪いが凄腕のハンター!

オオゲジは獲物を狩るときに一球入魂し、捕らえた獲物は足1本まで食べ尽くします。食べ終わったあとは足に付いた獲物の体液などをきれいに拭取り、そして、再び狩に向います。節足動物の中でも特に几帳面な性格をしています。見た目で損をしている典型的な生物です。

 

アシダカグモは、獲物を捕らえると強靭な牙で急所を刺し消化液を注入して殺します。そして、近くに別の獲物を見つけると、始めに捕らえた獲物を置いて再び狩を行ないます。これを繰り返し、周りに複数の捕らえた獲物を置いて、じっくり堪能します。

 

アシダカグモは貪欲さでゲジより勝っており、ゴキブリの天敵として最強であることから巷では「アシダカ軍曹」と敬意をもって称されています。

 

 

 

 戦隊ゴレンジャーの中で最もハチに刺されにくいのは誰?

 

アカレンジャーは安全!昆虫は赤色が見えません!

 

シロアリ類やガロアムシ類など暗黒環境で活動する種を除き、すべての昆虫が光に含まれる紫外線を頼りに物を見ています。色の識別能力は種によって大きく異なり、多くの昆虫は色までは識別できず、明るさのみ認識できます。

スズメバチは色の識別能力に優れており、よく見える順に紫,青,緑,黄,桃,赤となります。可視領域は紫から黄色までです。

 

よってゴレンジャーのうち最も刺されにくいのはアカレンジャーで最も刺されやすいのはアオレンジャーとなります。

 

 

 

 便所コオロギは何が好き?

 

便所コオロギと呼ばれる翅のないコオロギ。ほんとうの名前はカマドウマ。

むかしむかし、かまどに薪をくべるとき、かまどから勢いよく馬の様に跳ねて飛び出すこの虫を、かまどの馬と呼んでいたことから名付けられたそうです。

 

さて、この便所コオロギ、何を食べるのでしょうか? そして何が好きなのでしょうか?

 

便所コオロギは、音が好き!

 

カマドウマ(別名;便所コオロギ)は前足の関節部に耳があり、音のする方へ寄っていく習性があります。これを、好音性(こうおんせい)と言います。

つまり ・・・ 床下でシロアリ施工をする際、カマドウマの大群に遭遇し、パニックになってジタバタするほど彼らは寄ってくるのです。この特異な習性を知らずに遭遇するとトラウマになってしまう場合がありますのでご注意を !!

 

ちなみに餌には選り好みはせず、動物質,植物質,生き餌,死に餌,親,兄弟など何でも食べる悪食な雑食性です。

 

 

 

 カメムシ と スカンク どっちが臭い?

 

肛門から液化したオナラを狙い撃ちするという極めて下品な武器をもつスカンク。

時として自らのオナラで窒息死。命懸けでオナラを放つカメムシ。

 

勝者はスカンク! 恐るべきオナラの成分とは?

分泌液の主成分はブチルメルカプタン(C4H9SH)です。臭気は独特であり、硫化水素臭やにんにく臭などで、スカンク臭という表現が用いられることも多くあります。

 

スカンクは肛門腺を取り囲む筋肉を収縮させることによって分泌液を相手の顔を目掛けて噴射します。これは4~5m離れていても命中させることができます。

分泌液が目に入った場合、一時的に目が見えなくなります。

 

悪臭は無風でも半径1kmの範囲まで届き、風向きによっては2km近くまで届きます。分泌液は皮膚の蛋白質と強く結合するため、皮膚に付着した分泌液を取り除くことは困難です。また、分泌液が付着した衣服は脱臭が困難なため、破棄することを余儀なくされます。

 

 

 

 どうして夜の虫は光に集まるの?

 

夜行性の昆虫は通常、月光に対し身体をほぼ垂直(80度)に角度を保つことで水平に飛翔することができます。

 

しかし、水銀灯や蛍光灯では近距離かつ強力なため水平を保つことができなくなります。これは、左右の眼に入る光の量を一定に保とうと修正するためです。結果、修正を重ねるうち、円を描くように回ってしまい徐々に光源に近づいてしまいます。

 

むかしは電球など無く、明かりはロウソクの炎か、たいまつでした。

自ら炎に飛び込む虫たちを哀れみ 「飛んで火に入る夏の虫」 と詠われました。

 

 

おしまい

 

 

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